戦艦武蔵顕彰会





武蔵一宮 大宮氷川神
 氷川神社は第五代孝昭天皇の
 御代三年四月未の日の御創立
 と伝えられています。


第五代孝昭天皇
 御祭神はヤマタノオロチ伝説で馴染
 みの深い 須佐之男命稲田姫命
 そして嫡子の大己貴命が祀られて
 います。

須佐之男命

稲田姫命

大己貴命

  古くより朝廷の崇敬篤く武蔵国の一宮として歴代の武家からも尊仰され
 祭祀は厳重に行われてきました。

 明治元年明治天皇は都を東京に遷され当社を当国の総鎮守勅祭の社と
 御定めになり御親祭あそばされ自ら祭儀を執り行われました。以後、例祭
 には天皇陛下の使いである勅使が差遣わされ全国十六社ある勅祭社の一
 つと定められました。

氷川神社の名は埼玉、東京を中心に数百に及ぶ事は御神威高く尊い事を
 物語っております





大日本帝国海軍 戦艦 武蔵

  大和型二番艦「武蔵」は昭和十七年八月五日呉にて初代艦長有馬馨大佐の訓示により
 陛下の御聖断にて命名された武蔵の名を誉れ高く読み上げられ竣工致しました。艦内神社
 には艦名にちなみ武蔵国一宮である官幣大社氷川神社の御祭神を武蔵神社として祀られて
 いました。
 竣工の際には呉に氷川神社の神官が六名招かれ厳しく神事が斎行され盛大に式典が執り
 行われました。
 初代艦長有馬馨大佐は敬神念篤く数度にわたり氷川神社に参拝され歴代艦長も恒例に参拝
 に訪れております。   

  戦後、氷川神社では武蔵建造に携わった古賀繁一三菱重工会長をはじめ技術者諸氏や猪口
 艦長夫人が武蔵の没日である十月二十四日氷川神社を訪れて顕彰慰霊祭を執り行い、偲会を 
 平成六年まで行っておりました。

 


猪口艦長

猪口艦長夫人
   


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